エドガー・ケーシー
彼は素朴で熱心なキリスト教徒であった。
喘息の持病に苦しみ、非常に評判になっている催眠術師の所を訪ねた。
催眠術を受けていた時、彼は第三者となって話し始め、ケーシーの病気に対する処方を言い始めた。
ケーシーは患者と直接会わなくても処方できた。
ケーシーによる処方箋の記録は、医学史上最も大規模なものとなった。1万4,000件にのぼる彼のリーディングは、健康のカルマ、精神のカルマ、因果応報のカルマ、家族関係のカルマ、精神異常のカルマ、職業のカルマ等さまざまの例を示していた。
リーディングの中で一番強く言われているのが、自由意志発揮の尊重である。
人が犯す最も大きな誤りは、人生は、すでに前もって決められており、変えることができないと思ってしまうことだ。現在の人生が最も重要であり、カルマとの関係において、自由意志を発揮することが最も大切である。