2020-09-19 13:12:10
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(OCR text)
こどものための、持ち運びできる小さな博物館
MIN PACK•
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あるく、ウメサオタダオ展
みんぱくで開催された展覧会「ウメサオタダオ展」(2011年)の一部を
教室で展示·体験できる移動型展示バック。
梅神忠夫先生(1920-201 0)は、 みんぱく (国立民族学博物館) の創設に尽力した、 初代館長です。
京都に生まれ、子どものころから、 絵をかいたり、 山をあるいたり、 それらの活動を記録することに熱心でした。 中学校での成績が良かったので、
飛び級して高校に入学しましたが、 高校では登山に熱中し、 2年も落第したそうです。 大学では、 動物生態学をまなび、 深検家にあこがれて、 当時、
日本が支配していた海外の各地に送られた調査隊に参加しました。 国内外のさまざまな自然や文化にふれた経験にもとづいて、 のちに、 たくさんの
本を書きました。 そのうちの多くが、 1986年に失明してから書かれたのには驚かされます. どうして、 そんなことができたのでしょうか、 その
なぞをとくカギが 「知的生産の技術」 (岩波書店、 1969) にあります。 その本には、 見聞したことをどのようにまとめ、 わすれてもかまわない
ようにするかについて考えた梅棒先生の<知の七つ道具> が紹介されています。
このみんばっくには、 そんなく知の七つ道具>をつめました。 それぞれ、組み立てて展示できるようになっています、 みなさんの教室でぜひ展示して
みてください。 そして、 先人の知恵をまなぶとともに、 自分たち自身で新しいまなびのかたちをつくりだしてください。
小長谷有記
みんばっく
国立民族学博物館
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1 国立民族学博物館「みんばっく担当」係 TEL06-6878-8532
なんんにもしらないことは
43NUR
あるきなから本をよみ
よみながらかんがえ
かんがえなからあるく