霧島葵
概要
主人公。基本的には葵の一人称で話が進む。
プロフィール
年齢
17歳(高校三年)
誕生日
10/10
身長
167cm
体重
58kg
部活
なし
物語中の立ち位置
主人公
趣味
読書、(山瀬に向かった後)天体観測
生き方
今に必死で、先のことを見ることなんてなかった。山瀬に来てから急に生活が変わって、選択肢が多すぎて迷っているところがある。優柔不断なのではなくて、単に選ぶことに慣れていない。
特徴
根本的に人との関わりが希薄だったりして、そもそも人間関係に疎い。他の人という存在との強い関わりを持つことになるこの物語中で、悩んで苦しむこともあるかもしれない。 踏み出した第一歩
山瀬に来るということが葵にとっては大きな一歩で、ようやく踏み出した。けれど踏み出した第一歩も、なんのために、どうして踏み出したのか、当の葵自身もわかっていない。
大切な人にはありったけの想いを
上文の元ネタ?はニコマスの「ありったけの愛を・・・(関連タグ)」 大切だと思った人には葵にとって出来る限りの、ありったけの想いを届けるという姿。
それが正しいかわからないし、相手にとってどうかわからなくても、「私にとってこれが"大切にする"ってことなんだ」という行動を常にする。
逆に相手のことを考えすぎてしまうこともあって、そのあたりが上記した人を理解することの難しさというのにもつながってくる。どうしたらいいのか選択できないという苦しい現実もある。そもそも正解がないというのが人生だったりもするんだけど。(Keepに似た文章があったのでリンク) あんま考えてなかった。なんというか在るように在るという関係なので、いざというとき助けてくれる存在かもしれない。逆に言えば、なにもなければなにもない関係かもしれない
少なくとも葵にとってはめちゃくちゃ感謝している相手なので、高校卒業のシーンとして何か一言あっていいかも。幼いころ、人生を救ってくれたような相手だし。
ストーリー内での設定
母が明確な意思を表明していなくなったのは金曜日のこと。学校から帰ると手紙があった。放置し続けたことに対する文面上での謝罪と伯父への便宜を図ったこと、家と土地は葵に譲る(+法律の問題でサインがいるなら連絡してくれれば協力する)、毎月貯めていた葵のための貯金は少し早くなってしまったけど渡す、とのことだった。
家は父方の先代から受け継いだもの(リフォームで内装は結構今風)で貸家ではない。ちょっと法律的にどうなのか調べてみないとわからないけど、土地は霧島家のものになっているはずなのに父方が逃げてしまったので母と葵のものになり、更に母が譲渡すると言っているのでおそらく葵のものにできるはず。調べてみたほうがいいな。
父とは小学生の頃まで一緒にいた。とはいえ割と時間の定まらないトラック業をしていたので公園で遊んだのも何度かの記憶。それから家に帰らない日が増えて、母が育児放棄気味になってきた。
葵にとって母は悪い人じゃないとわかっている。わかっていても手を取り合おうという関係になりたいとは思えなくて、けれど育ててくれたことへの感謝もある。
ちょうどこの小学生高学年頃を支えてくれたのが高嶺家で、母すら家に帰らない日があるようになってからは泊まりに行くことや食事まで一緒に過ごして家に帰るといった、生活面で手厚い支援をしてくれた。葵にとっては頭の上がらない存在。
今物語中においては、高校になる頃には自立して交流も減ってきたものの、家から葵の姿が見えなくなったことに心配したつかさが連絡をしてくれた。生きるための支援をしてくれたつかさが、今度は青春を歩むための相談相手になってくれるんじゃないかなと思う。