EIP-1559
Londonアプデ
Gas代の価格決定メカニズムが変わる
Gas limitにDumper性(変動性)を持たせてtxの需要に合わせてブロックに格納させるtx数を増減させる
マイナーが時このインセンティブを増減させるとそれに応じて移動する
MEVによって変わる
Gas limitが設定された上で、ブロックのGas usedが100%近くになると、Base feeが上がる
txの手数料
Base feeはBurnされる
含めれば含めるほどBurnされてマイナー的には赤字になる
結果ブロックに含まれるtxの数が減り、Gas usedが下がる
gasの基本事項についてはetherem-gas-before-1559を参照。
https://www.youtube.com/watch?v=LZw6IA5ogDM&t=30s
https://youtu.be/Yqbt_fqWShk
メッッチャ助かるこれ
現在の手数料システムの欠点
gasPriceの予測が困難
市場によって価格が決まり、いくらでtxをつくればブロックに含まれるかわからない
これはETHの価格から予測できない
マイナーがマイナー自身で高い手数料を含めるtxをたくさん作り、それによってgasPriceの底上げを行うという攻撃方法ができる
EIP-1559
新しい手数料モデル
ねらい
ネットワーク需要(tx需要)に合わせて手数料を変動させたい、ある程度予測可能にする
マイナーによる手数料引き上げインセンティブがなくなる
多分、Ethereumのデフレを起こせる(USM)?
BASE_FEE
ブロックヘッダーにBASE_FEEという新しいパラメーターを実装する。これはネットワークの混雑状況を反映した手数料価格(の一部)である。初期値1gwei?
block gas limitはblock gas targetに置き換えられる
block gas limitは別で追加され、block gas targetの2倍(?)の値が設定される。
block gas target(以降ターゲット)が実際に使用されたガス(block gas used)より少なければBASE_FEEが減少、多ければ増える。
BASE_FEEは最大でも一度に12.5%しか変化しない。
あたらしいgasPrice
txの仕組みが大幅に変わる。
今までのgasPriceは削除され、別の新たなgasPriceになる。
代わりにmax_fee_per_gasとmax_priority_fee_per_gasという二つのパラメータが追加される
新しい手数料として、”BASE_FEE+max_priority_fee_per_gas” or ”max_fee_per_gas”のうちどちらか低い方がgasPriceになる
max_priority_fee_per_gas:マイナーに払うチップの量
max_fee_per_gas:tx送信者が最大払っていいと思っているgasPrice(つまり手数料全体)の量
マイナーが手にいれる手数料の額
BASE_FEEはBurnされる。のでgasPrice - BASE_FEE = gain(収入)
ということになる。
max_fee_per_gasがBASE_FEEより少ないtxは絶対に取り込まれなくなる(マイナーが損する)
市場が加熱した時は流石に次のBASE_FEEの予想はできなくなる