国際会議のために英語を準備する
国際会議のために英語を準備する
情報源
(1) 英語のテクニックの前に「論理性」が重要です。最近の学生の論文の読
み方を見ていて感じるのは、論文を情報のソースとして結論だけ見る傾向が
強いことです。その論理構造を押さえて批判する人が少なくなっていると感
じるのは私が老人になったせいでしょうか。私の「良い論文」の定義は「何
度でも読み返したい」「読み返す度に新しい発見がある」というものです。
そういう論文を選んで何日もかけて輪読をするなどの努力を院生などの自主
性で行なうなどの努力が英語のテクニックの修得以前に必要です。
(2) 英語力の方は、一銭も(一円もと言うべきか)使わないで上達する方法を
考えるべきです。ウン十万円使っても多分同じです。第一はヒアリングの上
達で、才能はあまり関係なく、単に練習でうまくなります。無料でできる第
一段階は英語ニュースをほぼ完全に理解できるようになることです。私の頃
はラジオの FEN 位しかありませんでしたが、今はテレビの CNN などで多重
言語になっているものを英語チャンネルにすれば完璧です。深夜などのもの
もありますが、ビデオに録って繰り返し聞くこともできます。さらに英字新
聞を買って読んでおいてそれからニュースを聞くと勉強になること確実です。
私は今でもこれを実践しています。しばらくすると誰でもほぼ理解できるよ
うになります。時事関係や政治の単語を覚える必要がありますが、外人と世
間話ができるようにならないと真の交流ができません。あとはなまりのある
英語の理解ですが、これは慣れるしかありません。
総合すると
訓練対象は単語,文法,読み書き,聞き取り,発話
毎日英語に触れる時間を作る: 10分でもいい
英語に親しむ,慣れる
基礎的な英語力の下地を作る
基礎を徹底
まずは中学レベルの文法/単語/表現
専門用語は論文/専門書を読み,文脈と共に把握
一日にあったことなどを英語で話す
表現できなかった話はDeeplなどで確認
発音はGoogle翻訳かGeminiが強い
思い切って話す
未読