ハンドシェイカー
ハンドシェイカー (MF文庫J)
八薙 玉造（著） GoHands（企画・原案） 内田 孝行(GoHands)（イラスト） GoHands×Frontier Works×KADOKAWA（原著）
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紹介
オリジナルTVアニメ『ハンドシェイカー』、待望のノベライズ！
ハンドシェイカー――手を繋ぐことで生まれる武器“ニムロデ”をもって、戦う者達。機械いじりが得意な高校生・タヅナは、ある修理依頼を受け、大学の研究室を訪れた。そこでタヅナは、ベッドで眠り続ける一人の少女・コヨリと出会う。何かに導かれるようにコヨリの指先に触れたタヅナは、謎の啓示を受け、気づけば異質な世界“ジグラート”に案内されていた。その刹那、タヅナとコヨリは何者かの襲撃に遭い――!?　神にまみえんと数多のハンドシェイカーが、タヅナとコヨリの前に立ちふさがる。それぞれの「願い」をかけて……。大好評放送中のＴＶアニメが脚本＆キャラクターデザイン・総作画監督の公式コンビによって待望の小説化！　護れ、この手で。
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紹介
大人気アニメ、ノベライズ第二弾！
二組のハンドシェイカーを退け、絆を深めるタヅナとコヨリ。そんな二人の前に立ちはだかったのは友人である生徒会長・リリとその弟・マサルだった！大人気オリジナルＴＶアニメ、公式小説第二弾！護れ、この手で。
アニメ感想
『ハンドシェイカー』1話:主人公は手を繋ぐ条件でパートナーの延命と特殊能力を得る。パートナーが武器になるVALKYRIE DRIVE -MERMAIDやソウルイーターとの対比。つながりと倫理の計量がテーマの作品との対比が期待される。
http://mess-y.com/archives/26776
結構新鮮な演出でした。先行作品で例えるなら『ギルティークラウン』と『京騒戯画』と『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』を混ぜたみたいな感じ。ただストーリー的に面白くなるかは怪しいです。
つながりと倫理の計量をモチーフにした作品には『キズナイーバー』、『ココロコネクト』、『シュタインズゲート』などを挙げておきます。参考リンク:　
岡田磨里はいかにして「日常」を歪ませたか
果たして「他者」はどこにいるのか？　――『シュタゲ』と『クオリア』
多分話のノリをみる限り西尾維新の暦とキスショットが一心同体になるシリアスパート『傷物語』と兄妹の近親相姦的エロコメパート『偽物語』とを往復するようなラノベコメディ要素の高い作品だと予想されるので、中級者向け枠かも。一年前の僕なら一話で切っていた。
『C』も『輪るピングドラム』も近親的な存在の蘇生の条件に神託や強制的ルールの元で闘いを強いられる話だった。そして最後は神的な存在と対峙して何らかの決断を迫られる。数々の名作アニメの良い所取りの作品でありとてもクセが強い(一話に圧縮しまくってる)。アニオタデータベース消費枠かな
『ハンドシェーカー』3話workingのパロみたい。対立する相手の願いは個体差(身長差)の平準化、あらゆる平等の実現で、単純に対応させるならフェミニズムと共産主義。でも、ジェンダーフリーとは個体差を認めて男女二元論を解体することが目的だからどちらかといえば第3派に対する誤解かな。