RIDEBACK
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2020年──学生達による反政府運動が再び活発となっている時代。非凡な舞踊センスをもって武蔵野文芸大学に入学した少女・尾形琳は、人を模した二輪車ロボット・RIDEBACKと出会う。琳がその“鉄馬”に搭乗した瞬間、世界の運命が未知の方向へと疾走を始めた…!混沌の時代を反映する、衝撃的ロボットアクションコミック!! 少女は鉄馬(ライドバック)に恋をする
天才バレエダンサーの娘として将来を嘱望された少女、尾形琳。彼女は足の怪我により、バレエの道を断念した。その後の目標を見失ったまま大学に入学した琳。そこで彼女は、乗用脚式自動二輪車両「ライドバック」に出会う。その邂逅は、やがて人々を、そして彼女自身をも戦いの渦へと巻き込むことになる……。 原作漫画の絵柄が独特で気になっていた『RIDEBACK』もちょっとだけ観たのですが、これ一話観れるのでアニメ好きだったら絶対に観た方がいいかもという感じでした。OPがかっこいいし(なんかデュラララと似てる)。
記憶では、小森 健太朗『神、さもなくば残念。――2000年代アニメ思想批評』に『RIDEBACK』が紹介されていたので、そこで原作の存在を知って、近所の漫画喫茶で何度か見かけていたので、気になっていました。
クラシック音楽が多く使われているアニメを要望されている方いたけど、アニメ『RIDEBACK』はムソルグスキー作曲の展覧会の絵が何度も使われていた。最初は『エア・ギア』みたいな話かなと思っていたのだが、後半からは血生臭いテロ抗争の話になる。『PSYCHO-PASS』2期のロボット戦みたいな感じ。 ぶっちゃけアニメエンドだとどう解釈していいものか分からない。テロから友人を救おうとしたことで自分もテロの容疑者扱いにされて、その過程でたくさんの死者が出て、最後の方は、正直、最後の主人公の決断が反社会的なものでなかったかというと自分にはそうは思えないものだったので、かなり興味深い アニメ『RIDEBACK』のエンドはどちらかというとアニメ映画『風立ちぬ』の次郎のような自分の美学の追求に近いものを感じた。