PSYCHO-PASS
小説 PSYCHO-PASS サイコパス (下)
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紹介
人間の心理状態や性格的傾向を計測した数値、通常"サイコ=パス"によって、理想の精神状態を保つためのメンタルケアが普及し、数値を指標とする最適幸福が追求できるようになった未来世界。犯罪者も"犯罪係数"と呼ばれる数値によって事前に判別され、"潜在犯"として裁かれていた。都市の治安維持にあたるのは、高い犯罪係数を持つ潜在犯でありながら犯罪捜査の実動を担う"執行官"と、模範的社会性を持つキャリアとして執行官の監視・指揮を担う"監視官"のチームで活動する厚生省公安局刑事課。一係に配属された新人監視官・常守朱は、配属初日から現場に呼び出され、犯罪係数を解析し断罪する特殊拳銃"ドミネーター"を手渡される。事件解決のため、執行官とともに犯人を捜し始める朱だったが-。 人間の心理状態や性格的傾向を計測した数値、通称"サイコ=パス"によって、罪を犯す前に潜在犯として裁く、シビュラシステムによる絶対のルールが破られた。社会の秩序を覆したのは、犯罪に手を染めてもなお、犯罪係数が上がらない-犯罪者として裁けない犯罪者・槇島聖護。次々と起こる猟奇的な連続殺人を影で操り、狡噛慎也が3年前に起きた標本事件でその名を目にして以来、監視官から執行官に堕ちてまで手がかりを追い続けていた男だった。刑事課一係で唯一、槇島と対峙し、数値で計れない悪意と友人の死を目の当たりにした監視官・常守朱は、大きなショックの中、彼を捕らえようという気持ちを新たにする。しかし、槇島は次なる大きな仕掛けを実行に移そうとしていた-。TVアニメ共同脚本家が自らが筆を執り、第2クール第12話〜第22話を描く公式ノベライズ下巻。 PSYCHO-PASS サイコパス 追跡者 縢秀星
桜井 光(著) ニトロプラス(著) Production I.G×ニトロプラス(イラスト) https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41DIpqegq5L.jpg
紹介
西暦2113年。人間の精神を数値化し、最適幸福が追求できるようになった未来世界。犯罪者とその予備軍"潜在犯"を取り締まる治安維持組織"厚生省公安局刑事課"に所属する"執行官"縢秀星は、その夜、厚生省ノナタワーの地下区画へとその足を踏み入れていた。牙を剥く凶暴な獲物たちを追い詰めるために。暗がりを進む縢に躊躇はない。獲物を求めて「地下」へと潜る行為は、彼にとってひどく馴染んだものではあった-。5歳で潜在犯判定をうけ獲物を追う猟犬となった男、縢秀星に焦点をあてる、オリジナルTVアニメ「PSYCHO‐PASSサイコパス」スピンオフシリーズ「PSYCHO‐PASS LEGEND」長編ノベル第1弾!
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常守朱監視官が指揮する公安局刑事課一係。
六合塚弥生執行官と恋人の分析官・唐之杜志恩は、
未成年妊婦を拉致しては出産後に惨殺する謎の集団〈箱舟〉を追うが、やがて弥生は意外な人物と再会する――
TVアニメ一期後の事件を描く「About a Girl」、若き監視官の宜野座伸元がアニマルセラピストによる〈動物の再導入〉事件を追う書き下ろしの「別離」。
全2篇収録の『PSYCHO-PASS サイコパス』スピンオフノベライズ第2弾
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流浪のハッカーたるチェ・グソンの魂は、 いかにして槙島聖護と邂逅したのか? 執行官・縢秀星の人生を変えた料理とは? 大ヒットアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』 シビュラシステムから疎外された者たちを描く スピンオフノベライズ第1弾 〈シビュラシステム〉の調査のため、日本に潜入した工作員チェ・グソン。 彼には、母国・朝鮮人民共和国に残してきた最愛の妹スソンがいた。 しかし帰国を命じられた彼を過酷な運命が待ち受けていた―― 流浪のハッカーが槙島聖護に出会うまでを描く「無窮花」、 執行官・縢秀星の人生を変えた料理にまつわるエピソード「レストラン・ド・カンパーニュ」の 全2篇収録の『PSYCHO-PASS サイコパス』スピンオフノベライズ第1弾
PSYCHO-PASS GENESIS 1 (ハヤカワ文庫 JA ヨ 4-6)
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警察が終焉を迎えつつある時代、
若き刑事・征陸智己は、
正義の在り処を追い求める――
西暦2080年、警視庁の新人刑事・征陸智己は、
八尋和爾が率いる特命捜査対策室に配属される。
そこは数多の未解決事件を追及する専任部署だったが、
その背景には、包括的生涯福祉支援システム〈シビュラシステム〉により
世界の覇権を握ろうとする厚生省に対する、警察庁の最後の抵抗があった。
激しく変動していく社会体制に翻弄されながらも、
正義の在り処を追い求めていく征陸であったが――
スピンオフノベライズ新シリーズ第1弾
このPSYCHO-PASSシリーズは、近年の「心理主義化」に違和感を感じている人、それからP.K.ディック好きの人には絶対に見てもらいたいアニメ。 ついでに述べると、私たちの前著の幻の「はじめに」も「ブレードランナー」へのオマージュだった。
精神医学や臨床心理学は、あまりにも消費社会・管理社会に順応しすぎている。
そのことを虚淵玄らのアニメ「PSYCHO-PASSサイコパス」は見事に描き出していた。そこには「メンタル美人」であることを追求しながら、他者を(そして自らも)排除する人々が描かれている。
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