〈T3〉データの相関01:相関関係・散布図
相関関係:正の相関・負の相関・無相関
ある数量が増加すると、もう一方が増加または減少する、2つの変量の関係【参考(1)】より引用。
このうち、一方の値が増加するともう一方の値も増加する関係にある場合、これを正の相関といい、一方の値が増加するともう一方の値は減少する関係にある場合、これを負の相関という。なお、正の相関も負の相関も見られない場合、相関がない(無相関)という。【参考(2)】より引用。
散布図において、データの分布が直線に近づくほど相関が強いといい、直線状ではなくばらつくほど相関が弱いという。【参考(2)】より引用。
散布図
https://gyazo.com/267e05fd7428b785f210653acec9047d
※散布図の図について、【参考(3)】より引用。
上記の図について、左側の散布図が正の相関(相関は直線的とはいえず、相関が弱い)であり、右側の散布図が負の相関(比較的直線的であり、相関が強い)である。
実際のデータについて、散布図を取ることにより、相関関係があるか否かを視覚的に見出すことができる。
【参考】
(2)高等学校数学科用・文部科学省検定済教科書『数学Ⅰ』(東京書籍)169頁