順位相関係数
順位相関係数とは、元の変数をそのまま計算に用いる積率相関係数に対して、各変数をある定められた順位(データの大小など)に並べた時の順位値が計算に用いられる。 積率相関係数との違い
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上図のxとyの相関係数について考える。積率相関係数の場合はxとyの値をそのまま使用して相関係数を計算する。(計算方法はExcelを使用。Excelでの相関係数の計算方法参照)積率相関係数は約0.8530となった。 次に、順位相関係数について考える。rank(x),rank(y)としてxとyの各変数の大きさを順位として数字を割り振り、この値を用いて計算を行う。(計算方法は積率相関係数と同様)順位相関係数は1.000となった。
以上のように、積率相関係数は変数の増加・減少の割合が反映され、順位相関係数は変数の増加・減少のみが反映される。