相関関係
2つの値の関連性のこと。散布図で調べられる。相関関係の種類に、正の相関、負の相関、無相関がある。x、yという2つの変数による散布図で、xが増加するとyも増加する傾向にある場合、正の相関関係があり、xが増加しているにもかかわらずyが減少する傾向にある場合、負の相関関係があるといえる。そのどちらにも当てはまらない場合、無相関であるといえる。
次の散布図では相関係数は0.16とあまり高くありませんが、プロットを見てみると放物線を描いておりyはxの二次関数で表すことができそうです。
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相関係数は2つの要素の直線的な相関関係の強弱を表すものであり、線形ではない相関関係の強弱は正しく表すことができません。したがって、相関係数rが0に近い場合でも、いきなり「相関なし/相関が弱い」と判断せずにまずはプロットしたグラフを確認してみてください。xとyの間に何らかの関係がある場合に目視で捉えることができます。