無作為抽出
無作為抽出ないし無作為標本抽出(random sampling)とは，偶然ではない何らかの原因によって母集団から偏った要素が選ばれることがないようになされる標本の抽出法です。 言い換えれば，標本抽出を行う際に母集団の中のどの要素が取り出されるかが完全に個々独立に偶然のみによって決まるようにする手続きであり，母集団の中の1つひとつの要素がすべて等しい確率で選ばれるようになっていること，および，各要素の抽出が他の要素の抽出に影響を及ぼさないことがポイントになります （吉田 2018）
すなわち
$ \colorbox{powderblue}{無作為抽出が行われていない＝選ばれた要素に偏りがある可能性がある}
引用・参考文献
吉田寿夫，本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本 補足Ⅱ，北大路書房，p18，(2018)