ピアソンの積率相関係数
単に相関係数というときは、ピアソンの積率相関係数のことであることが多い。 あるデータ群の2変数間の直線関係の強さを知りたいときに使う。
-1から1の間の値をとる。
ピアソンの積率相関係数をrとするとき、|r|(rの絶対値)が、1.0~0.7ならかなり強い相関がある、0.7~0.4なら強い相関がある、0.4~0.2ならやや相関がある、0.2~0.0ならほとんど相関がないと考えられる。rが正の値なら正の相関、負の値なら負の相関についてである。 求め方
2組の対応のあるデータ、$ X,Yについて、相関係数$ rを以下のように決める。
$ r=\dfrac{\mathrm{Cov}(X,Y)}{\sigma_X\sigma_Y} $ (\mathrm{Cov}(X,Y)は共分散、\sigma_X,\sigma_Yは標準偏差)