海洋生物をモチーフとした地域清掃ゴミトンググリップの提案
保坂 圭祐
海洋マイクロプラスチック削減の一助として、地域清掃に関する活動意欲を刺激するゴミトンググリップを提案した。地域清掃に関しては、NPO法人グリーンバードの活動に参加するとともに、グッドデザイン賞受賞のゴミトング・MAGIPシリーズを分析した。提案するグリップは「海洋生物が自らプラスチックゴミの流出を止めにやってきた」という世界観を有するもので、長さ160・幅24・高さ17㎜(概寸)、タコの足を模した赤色シリコン製で、2個1組を市販のゴミトングに取り付けて使用する。光造形3Dプリンタを用いたプロトタイピングにより、エラスティックレジン製の触覚検証用とレジン製の視覚検証用の2タイプを制作し、使用検証に取り組んだ。前者については、持ちにくさや持ち疲れの軽減、およびゴミの保持力の向上を確認できた。後者については被験者から、手元が目立ち興味を惹かれる、タコらしさに少し驚くがちょっと握ってみたくなる、といった評価を得た。
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