競争
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例
受験
就職
スポーツ
資格試験
より適正のある人間を適正のあるポジションにつける為に競争させる
競争は社会をより上手く回すための基本的な手段
競争を成立させるために、競争の勝者に対して何らかのインセンティブが発生する
競争の結果として不平等が生じるという負の側面がある
自分が直接参加していない競争は自分にとって何の弊害もなく、多くの場合利益につながる
例えば医学部受験や医師国家試験の競争によってほとんどに場合は能力が高い者しか医師になれない。その結果自分が医療を受ける際に、かなりの確率で能力が高い人間から医療を受けることができると期待出来る。医師になることに競争が無かった場合、能力が低い人間から医療を受ける可能性が高まり、誤診やミスを被る確立が上がる。医師になることに激しい競争がある事によって、医療の質があがり、医療を受ける者は利益を得ていると言える。
医療以外のあらゆる職種について、同様の議論が可能で、ある職に就くことに競争がある場合、その職能者からサービスを受けるものは、その競争の存在から利益を得ていると言える
より適性が高い者をその適性を活かす役割に就かせるための競争は社会を成り立たせる上での基本的な仕組みと言える。このタイプの競争を否定すると社会が成り立たなくなる。
あらゆる社会が人に競争させることで、人員のポジション分けを行っていて、このような競争には誰も疑問を持っていない。
不平等について
公正な競争の結果生じた不平等は割とみんな受け入れている
逆に競争の結果なんの不平等発生しないのであれば、その競争にはなんのインセンティブも働いていない事になり競争として機能しない
逆に競争以前の不平等や、競争に参加する権利自体の不平等については問題視されることが多い
競争に負け続ける人
競争が競争である以上必ず負ける人が発生する
負けること自体に負けた個人への負の作用がある
負けた人に対しては一般的には原因を分析しろとか、もっと努力しろとか、別の事をせよとかいったアドバイスがされる。あくまで次の競争に勝つにはどうするかという事が議論される
努力によって同じ競争で勝てるようになったり方向修正で別の競争で勝てるようになったり、通常何らかの手段勝てる競争を見つけるように手段を講じる。
ただどうしてもあらゆる競争で負け続けてしまい、勝てる競争が見つからないという人も発生する