あなたの人生の物語
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書名:あなたの人生の物語
形態:Kindle
感想:
映画「メッセージ」の原作である表題作「あなたの人生の物語」を含む8篇。
どの作品も自分の頭では理解が難しく、物語を読み進めていく途中、煙に巻かれたような感じになることがあった。
とりあえず原作を読んだことで、以前より増して映画を観たくなったのは間違いない。
「バビロンの塔」「理解」「あなたの人生の物語」「顔の美醜について」が興味深かった。
「地獄とは神の不在なり」は宗教的な話で、もののあはれの「1ビットのエラー」に似た感じもするけど、こちらも上手く理解できない。国民性とか宗教観の問題だろうか?
読書メモ:
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映画「メッセージ」の原作である表題作「あなたの人生の物語」を含む8篇。 「理解」:後半の異能者同士の会話は、「know」のそれを思い出させる。しかし何も理解できない。CIAを煙に巻くあたりが自分の理解の限界だ。 「ゼロで割る」を読んでいて思ったのだが、「性質の違う2つは実は同じ」ということを全体を通じて伝えたいのだろうか?
「バビロンの塔」では、塔の上の丸天井と塔の下の地面がつながっている。
「ゼロで割る」では、レネーとカールは過去 同様に自殺未遂を犯している。
「あなたの人生の物語」:この作品も過去と未来を同じとして考えているように思う。
原作を読んだことで、以前より増して映画を観たくなった。
ちょうどこの作品を読んでいる頃、来年の手帳について考えていたところだったので、「未来の予定と、過去の記録を同時に記載するには」とか変なシンクロ感があった。
「七十二文字」:オートマトンやホムンクルスがでてくるような錬金術な話。
「オートマトンの進歩により職を奪われる職人」とか、少し前に話題になった「AIに職を奪われる」と同じような感じだ。 最後の終わりかたにモヤっとする。理解できてないだけだろうか?
「人類科学の進化」:今までに比べ極端に短い作品だったので拍子抜けした。
内容は上手く理解できない。
過去に同じような辛い体験をした人たちが集まって、その体験を語る(カウンセリングの一種?)ってのは海外では一般的なのだろうか?
「地獄とは神の不在なり」:宗教的な話。もののあはれの「1ビットのエラー」に似た感じもするけど、こちらも上手く理解できない。国民性とか宗教観の問題だろうか? 「顔の美醜について : ドキュメンタリー」:脳を操作して人の外見上の美醜を認識できなくする話。外見上の認識を失うことが、見る側と見られる側で どのように影響するかを考えさせられる面白い作品だと思う。
収録作品
バビロンの塔 "Tower of Babylon"
理解 "Understand"
ゼロで割る "Division by Zero"
あなたの人生の物語 "Story of Your Life"
七十二文字 "Seventy-Two Letters"
人類科学の進化 "The Evolution of Human Science"
地獄とは神の不在なり "Hell Is the Absence of God"
顔の美醜について : ドキュメンタリー "Liking What You See: A Documentary"