集約を永続化の関心事から切り離す
集約を設計する時にはデータの整合性や永続化を考えないようにします。ドメインロジックを整理するためには、データの整合性や永続化は異なる関心事です。ドメインロジックの整理にデータの整合性を持ち込むことは、クラス設計を不必要に複雑にします。集約は、ドメインロジックを表現するクラス設計を単純に保つための考え方であり工夫です。永続化の関心事をそこに持ち込んではいけません。
またオブジェクトをできるだけ不変(イミュータブル)に設計することで、そもそもデータの整合性をクラス設計の問題として考える必要性はなくなります。クラスをイミュータブルに設計するのも、クラス設計を単純で分かりやすくするための工夫です。