手戻りは早ければ早いほど良い
ケース1. 手戻りが発生した時期が開発後半の場合のチームの判断と状態
・リリース時期を伸ばす
・コストをかけて人を増やす(人を増やしても大抵は解決しない事が多い。この話題は長くなるので割愛)
・開発メンバーモチベーションが下がる
開発後半の手戻りはある意味死を覚悟する可能性があります。組織としてはそういう状態は避けたいところです。
ケース2. 手戻りが発生した時期が開発初期の場合のチームの判断と状態
・リリース時期を伸ばす必要はない(調整の範囲内)
・人員据え置き
・開発メンバーの精神状態はむしろ良くなる
このように開発初期に手戻りしてもプロジェクト全体において問題にはなりません。
以下の点に疑問が湧くかもしれないので言及します。
開発メンバーの精神状態はむしろ良くなる
手戻りが発生するとプロダクトはブラッシュアップされます。なぜなら、現状のままでは製品として良くないため変更するわけです。
手戻りとは良くするための修正と捉える事ができます。
ということは最終的なプロダクト状態が良くなるということなので開発メンバーの精神状態は自ずと良くなるということです。
更に言うと、手戻りは回数をこなせばこなすほど製品は良くなるということになります。前述した実装以外の部分も手戻りを繰り返しながらでないと正解には近づけないものだと思っています。
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