多くのプロジェクトがソフトウェア的でない、いわゆる製造業的な考え方の延長線である
多くのプロジェクトがソフトウェア的でない、いわゆる製造業的な考え方の延長線である
私の勝手な見方で言うと、多くのプロジェクトがソフトウェア的でない、いわゆる製造業的な考え方の延長線上であったことが原因であろうと思っており、いまだに続く「ソフトウェアが生み出した価値ではなく、それを作るためにかけられた時間に対価を払っている」という、IT業界全般における矛盾にもつながっているように思います。
もちろん、これらのプロジェクトは上手くいかなかった、と言うだけで片付けていいものではなく、ソフトウェアエンジニアの会社を超えたつながりを作ったり、コミュニティの重要性を知らしめたりしたと言う意味では、重要な成果を残したのだろうと思います。
そう言う意味で、「会社や業界ではなく、人が重要である」「会社に閉じるのではなくコミュニティが大切」「ソフトウェアは作るためにかけた時間ではなく、使う人に対する価値そのものが評価基準である」といった、とても大切なことを気づかせてくれたのだろうと思っています。
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