モードレスUI
@manabuueno: UIをモードレスにすると状態が増えて開発者はテストが大変になるというが、行為に開かれていることそのものが道具存在の有理性なのである。使用者からすればモーダルなUIは迷路を歩かされているようなものだ。唯一用意されている正解は恣意的かつ暗黙的で、それ以外の無理性は使用者が負わされている。 https://pbs.twimg.com/media/FmApeXZaEAITGvJ.png
@manabuueno: 影は光の欠如であり、静寂は物音の欠如であり、ベンチは仕切りの欠如であり、ドーナツの穴はドーナツの欠如であるが、いずれにも驚くほど確かな実在性がある。それら欠如体は構成要素に還元されない高純度の全体的対象だ。何かがないことはその何かに依存した現象だが、時としてその主従は逆転する。 @manabuueno: デザインのモードレスネスはそのひとつの象徴である。道具には決まった用途や手順があるものだという考えは十分にナイーブだ。それらは行為の中で物に道具性を見出してしまう我々の性癖に過ぎない。手段は目的を必要としないばかりか、多くの場合、目的は手段を通じて発見されるのである。