オブジェクト指向
ソフトウェア開発では文脈によって複数の意味がある
@manabuueno: クラス図には時間軸が無いでしょう? ただ空間的に物のネットワークがあるだけでしょう? 人間なんかいなくて、いたとしても物のひとつに過ぎないでしょう? それがオブジェクト指向の世界ということです。 @manabuueno: これはつまり、SVO の S(主体としての人間)が取り除かれ、V(動作としての時間)が O(目的としての物)の中に取り込まれた世界。自我と使役から歩み戻り、ただ物が在るようにして在るところなのです。アラン・ケイは統語論的な観点からオブジェクト指向プログラミングと GUI の相似性を説明してい @manabuueno: て、いずれの表現においてもオブジェクトが先でアクションが後だと言っている。この「目的語→動詞」のシンタックスに、オブジェクト指向の中核的な性質が象徴されているのです。 @manabuueno: 現代人の世界とはつまり、サブジェクトに向かって高速に近づいていく世界だ。矢が飛び、鳥が落ちる。これを、鳥を落とすために「矢を飛ばした」と認識する。逆に考えると、アニミスティックな意識で高速にオブジェクトへ近づけば、原因より先に結果が見える。アブダクションが起こるということだ。 https://pbs.twimg.com/media/Ew7Y-6EVEAEo3PX.jpg
• 空間も時間も相対的なもの(相対性理論)
• 因果関係とはオブジェクトが遅れて見えること
• オブジェクトを指向すれば結果が先に見える
@shibu_jp: ナイーブなオブジェクト指向だと、ボトムアップで自立したインスタンス同士が会話するという世界であり、世界はオブジェクト同士の関係を積分した結果生み出されるものであるが、レイヤー分けってのはその世界観からすると敗北なんだろうなってなんとなく考えていた。