オブジェクトはストックで、関数はフロー
表現として、オブジェクトはフィールドとかプロパティとかで状態をもって、その状態をもとにいろいろ動いて、状態を変えます。
関数は引数をとって、その引数をもとにいろいろ動いて、戻り値を返します。
オブジェクトは状態が大事、関数はデータの流れが大事、って感じになります。
アプリケーションの中では、ユーザーインタフェースとデータ構造・ストレージは状態が大事です。処理に関してはデータの流れが大事です。
ここで、ユーザーインタフェースやデータ構造はプラットフォームごとに一揃えあれば充分です。ストレージはプラットフォームに依存せず一揃えあれば充分です。ようするに、数がたくさんは不要です。
一方で、データの流れは、アプリケーションごと、処理ごとに必要になります。数がたくさん必要です。
ということで、オブジェクト指向が有効な場面は少なくなるのに対して、関数が重要な場面は多くなる、ってことになるんじゃないかと思います。
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