framework-agnostic
【安定依存の原則】と
【変わりやすいフレームワークに依存するジレンマ】
クリーンアーキテクチャに出てくるシンプルな原則です。
(カブク社内で書籍『クリーンアーキテクチャ』の輪読会をやったのでちょっと使ってみたくなりました。)
パッと見、分かりやすい原則ですが、だからといって守りやすいとは限りません。まずフレームワークが不安定だからです。
(フレームワークなしで戦うひとには関係のない話ですが。)
~
(【安定依存の原則】にしたがうなら、)
フレームワークを、サポートが切れないよう最新化しつつ利用するには、そのフレームワークに依存しないようにする必要があります。
~
最後に、少し冷静になりましょう。
この抽象化は本当に必要でしょうか?
率直に言うと、
必ずしも状態更新ロジックからフレームワークを抽象化する必要はないけど、
手軽にできるなら新規プロジェクトでは状態更新ロジックをフレームワークから独立させておくのが無難かな、
ぐらいに私は考えます。
フレームワークは変わります。
Svelte はバージョン 3.0.0 で “Everything” を変えたそうです。 ビジネスも変わります。
デザイントレンドも変わります。
フレームワークのバージョンアップなんかのためにコードベースを修正している場合ではありません。
元号も変わります。
紙幣も変わります。