銅
銅 - Wikipedia
国内で初めて銅が使われたのは紀元
前300年
の
弥生時代
といわれている。国内で銅鉱石を初めて産出したのは西暦
698年
(
文武2年
)で、
因幡国
(
鳥取県
) から銅鉱を
朝廷
に献じたと伝えられてる。また
708年
(
慶雲5年
)に
武蔵国
秩父から献上された銅を用いて貨幣(
和同開珎
)がつくられ、
年号
も
和銅
と改められたとなっている。最近、
7世紀後半
の飛鳥池遺跡から発見された「
富本銭
」はその鋳造が
700年
以前に遡ることが確認された他、遺跡からの溶銅の大量出土は7世紀後半の産銅量が既に一定の水準に達していたことを物語っている。その色あいから銅(
あかがね
)と呼ばれた。
香春岳の銅