安彦良和
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(やすひこ よしかず、1947年12月9日 - )は、日本の漫画家、アニメーター、キャラクターデザイナー、アニメ監督、イラストレーター、小説家。 北海道紋別郡遠軽町出身。埼玉県所沢市在住。
『ナムジ』は、安彦良和の全編書き下ろし漫画。1989年から1991年にかけ、徳間書店で全5巻が刊行された。~記紀に描かれているナムジ=大国主を、2世紀後半の日本に実在した人物として、大胆な仮説や創作を加えながらその半生を描いた歴史作品。同じく記紀神話(日本神話)の人物を題材とした連作(『神武』、『蚤の王』、『ヤマトタケル』)などの出発点となっている。原田常治『古代日本正史』を、設定の基としている。 『神武』(じんむ)は、安彦良和による全編描き下ろしの漫画作品。『ナムジ』の続編で、1992年から1995年にかけ徳間書店で刊行された。八咫烏のモデルとされるツノミ(賀茂建角身命)を主人公とし、仮説や創作をふんだんに取り込んで神武天皇の東征を描く歴史作品。『古事記巻之二』という副題が付けられており、『ナムジ』に始まる一連の歴史作品の一つに位置づけられている。『ナムジ』の登場人物も多く再登場する。 (のみのおう)は、2001年に講談社の「モーニング新マグナム増刊」に連載された、安彦良和の漫画。相撲の始祖とされる野見宿禰(のみのすくね)を主人公とし、多くの仮説・創作を盛り込んだ歴史作品。『古事記巻之三』という副題が冠されており、『ナムジ』『神武』の続編という扱いになるが、前2作が登場人物等の面で相互に関連があったのに対して、本作品は宿禰の一族がナムジ(=大国主)およびツノミ(=賀茂建角身命)を祖とする出雲族の末裔であるという関連を除き、ほぼ独立した作品であると言える。 『ヤマトタケル』は、安彦良和の漫画。『ナムジ』、『神武』、『蚤の王』に続く日本古代史物である。~安彦自身は「日本神話を題材として描くのはヤマトタケルまで」と語っている。