神皇正統記_【尊氏批判】痛烈!
from 愚管抄と神皇正統記
神皇正統記_【尊氏批判】痛烈!
*朝敵である。元来陪臣でしかない家柄の尊氏が政権を握ったことに対する燃え上がるような激しい批判。
高氏等は頼朝・実朝が時に親族などと(ゝ)て優恕(いうじよ)することもなし。たゞ家人(けにん)の列なりき。
→まして足利氏の先祖は、頼朝・実朝の頃には将軍の親族だからといって、何ら特別の優遇を与えられてはいず、一介の御家人すぎなかった。