十種具足法
十種具足法
①無師得:仏陀は自然無師
②見諦得:五比丘は悟りを得た=戒体を得た
③自誓得:大迦葉は「仏は吾が師なり」と自誓=戒体を得た
④問答得:蘇陀は仏陀と問答して、具足戒を許された
⑤五衆得:辺地では五人僧でも具足戒を与え得る
⑥八重得(或いは重法得):大愛道瞿曇弥は八重法を受侍することを条件として出家を許された
⑦遣使得:半迦尸尼は遣使によって具足戒を得た
⑧善来得:仏が「善来比丘」と呼ばれたのが、具足戒の作法
⑨三帰得:三帰依を三唱して具足戒の儀式とした
⑩十衆得:十人僧伽で具足戒を得る