公孫竜子

爆走☆公孫竜子_漢文大成

【明徳出版　天野鎮雄】

公孫竜子1☆解説1

【解説】

一、中国古代の論理

1.中国の文字とその構文上に見える思考方法

2.中国古代人の判断と推理

3.中国古代の伝統的精神文化

(1)孔子の時中の行為

＊西洋の論理学

論理：思考作用の一定の法則に基づいて、真理を獲得するために、普遍性・必然性を問題にする。

論証：与えられた判断に対してそれが真理であることを確定する根拠を示すもの。

＊中国古代人は、

それが真理であることを示さんために論ずるのではなく、理想的な人間としての在り方、行為の在り方を示すためにする。

可能性はあるが、必然性がない論証

断章主義（判断の意味内容について種々の解釈がなされる余地がある）

公孫竜子2☆解説2

3.中国古代の伝統的精神文化（つづき）

(2)周初の王の天意に則る行為

(3)殷王の神意に則る行為

4.自然現象の変化に則る行為

公孫竜子3☆解説3

二、名家の論理の発生とその展開

1.無窮の発見と鄧析の論理

2.恵施の伝記

3.恵施と荘周との問答

4.恵施説話に見える論理

5.恵施の命題

三、研究所案内

1.名家

2.公孫竜子

＊＊＊

【本文】

公孫竜子4☆公孫龍・白馬論

一、公孫竜

1.公孫竜の伝記

2.公孫竜説話に見える論理

3.公孫竜の命題

二、『公孫龍子』

公孫竜子5☆指物論

2.指物論

(1)現行の本文とその整理

(2)本来の本文とその思想

公孫竜子6☆通変論

3.通変論

(1)現行の本文とその整理

(2)本来の本文とその思想

公孫竜子7☆堅白論

4.堅白論

(1)現行の本文とその整理

(2)本来の本文とその思想

公孫竜子8☆名実論

5.名実論

(1)現行の本文とその整理

(2)本来の本文とその思想

公孫竜子9☆跡府篇

6.跡府篇

(1)現行の本文とその整理

(2)本来の本文とその思想

あとがき

公孫竜子10☆本来の文まとめ【了】