【慈円】久寿2(1155)~
from 愚管抄と神皇正統記
【慈円】久寿2(1155)~
大歌人で大僧正。歌は平明で多作。
・西行 ←心なき身
・慈円 ←心ある人。九条家の宮廷政治+天台座主+後鳥羽上皇の歌サロン。さかしき人
慈鎮和尚(諡)
拾玉集 4300余首
・さかしく慈円僧正院にことにたのみをぼしたりければにや
・この院の御事はやむごとなくをはします君也。わが御心には是を正義とのみをぼしめしけるなるべし。それがあさましき人々のみ世にありて、口々に申になれば、又さもやとをぼしめすなるべし。さればあやうき事にて、もしかヽるさかしき人もなくば、さはふしぎもとげられて、一旦の己国は邪魔にせられなんずるはと、あさましくこそ。