※10_3.暮秋に元興の僧正大徳の八十を賀する詩(ノート)
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from 性霊集2016
※10_3.暮秋に元興の僧正大徳の八十を賀する詩(ノート)
人能く道を弘むといふ、之を古に聞けり。道能く人を通すること今に見つ。
弁は邪鍔を挫き 智は正因に明らかなり
経を講じ論を講ずること、乍(あるとき)は秋乍(あるとき)は春なり。
聞く者市井のごとし 学徒雲のごとくに臻(いた)る
著世の幽趣 公に非ざれば陳べず
両帝仰止し 四衆梁津とす
名の賓は僧正 実徳は仏に隣れり
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怨親既に歓ぶ 何に況や昵親をや