座る位置で腕への荷重を微調整。
ピアノを弾くときは椅子には浅く座る、というのがセオリーで、ずっと意識してきました。
昨日、何気なく入った島村楽器で電子ピアノをいくつか試奏しました。練習ではないので、特に意識せずフワッと座ったら、意外にイイ。苦手意識のある「強弱の付け方」が、なんとなく普段よりできた気がしたのです。
早速、今朝の朝練で座り方を見直してみました。
従来の「とにかく浅く」を意識した着座位置。OnStageStands KT7800+ のおよそ前半分に座っています。
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今回見直した「腕に荷重がかかり過ぎない」ことを意識した着座位置。同じくKT7800+のおよそ2/3ぐらいに座っています。
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後者の方が、肩から腕、手首の自由度が明らかに高く、ソフトな打鍵も比較的楽にできるようになりました。
「浅く座る」というセオリー、実はパソコンのタッチタイピングでも同じで、子らに教えるときも必ず「まずは浅く座るのだ」と云います。
タッチタイピングを先に習得していた私は、ピアノでも「浅く」「背筋を伸ばして」という姿勢を意識しすぎていたのかもしれません。
タイピングは「打った/打ってない」の2つが判定されるだけなので、手先が動けばいい。
ピアノ/キーボードではpppからfffまでの強弱、スタッカートやアクセントなど、奥行き方向の力をコントロールするために、指先から腕、肩、首、背中まで自由に動けるようにしておくのが大事。
その支点となるのが腰の位置が数cm変わるだけでこんなに違うのかと、また目から鱗が落ちました。
#2017/05/03 #キーボード #ピアノ
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