ありがとうソフトバンク。よろしくLINEモバイル。
ソフトバンクで契約していたiPhoneが更新月に入った12月初頭、MNPでLINEモバイルに移りました。
2年経っても現役でいられるようになったiPhone
iPhone 3Gの頃は、2年も経ってOSがアップデートされるとあからさまに重たくなったものでした。その傾向はしばらく続き、端末の価格も横ばいだったので、自然と2年おきに機種変更する流れに。
しかし、今年リリースされたiOS 12では、旧バージョンのiOS 11と同等あるいは軽快に動作するようになりました。それに呼応するかのように、最新のiPhoneの価格は軒並み10万越え。
スマホの普及が一応の頭打ちを見た今、アップルは端末の付加価値を今まで以上に上げ、代わりにOSを軽量にすることで、3年〜4年は問題なく使えるライフサイクルへの移行を図っているのだと思います。
さて、私の手の中にあるiPhone 7はというと、、、はい。普通に使う分にはまったく問題ありません。初めて「2年で機種変しなくてもいいな」と思ったワケです。
MVNOという選択肢
最新機種を追いかけるのでなければ、アップルから販売奨励金が出ていることにより価格的に有利な3大キャリアでなくてもいい。さらに言えば、総務省からの指導により端末代金の手厚い割引もなくなりつつあります。
その結果、値段だけを見れば、アップルから直接iPhoneを購入して、MVNO、いわゆる「格安SIM」を使う方が、3大キャリアでプランの2年縛りなどと併せて購入するより安く運用できるようになっているようです。
MVNOは多すぎてどれを選べばいいかわからない
はい、私もわかりません(苦笑)
MVNO(格安SIM)の多くはNTTドコモの回線を借りています。MVNOといえば3大キャリアと比べて安いことが最大のメリット。MVNO各社は、借りる回線の太さを最小限にして仕入値を抑え、価格の維持と利益の確保を図りたいわけですが、その結果、通勤時間や昼休みには多くの人が同時に通信するので1人あたりの速度が遅くなってしまう、という現象が起きています。
なので、私の場合はこれらのドコモ系MVNOは最初から検討候補に入れませんでした。私の生活圏ではソフトバンクの電波でもまったく問題なく、10年使ってきた信頼感もあります。ソフトバンク回線の方が、いわゆる「ブルーオーシャン」だろう、と踏んだワケです。
そして、注目したのが LINEモバイルでした。
LINEモバイルはソフトバンクの子会社
ソフトバンク系の格安SIMといえばY!mobileが有名。MVNOというよりサブブランドという位置付けで、通信速度が他社より頭一つ抜きん出ている代わりに、料金の安さもそこそこ。
一方、LINEモバイルも「LINE」という名前が付いていますが、実はソフトバンクが51%出資している、ソフトバンク系の会社になっていたんです。今年の春から。
Y!mobileよりもさらに安く、おまけに「データフリー」という仕組みのおかげで通信容量を少なく抑えられる。
そして、価格が安いとはいえ、3大キャリアが出資しているので会社の財政に不安要素は少なそう(潰れちゃったら困るので…)。この時点で、もうLINEモバイル(ソフトバンク回線)に決めました。
「データフリー」
Y!mobileとLINEモバイルのもっとも大きな違いは音声通話付きSIMにある「データフリー」という仕組み。Facebook、Twitter、Instagram、そしてLINEという、おそらくほとんどのスマホユーザーが使ってそうな4つのSNSについて、パケット代をカウントしないという仕組みです。
多分に漏れず、わたしもこれらのSNSはよく使います。ざっとですが、最近のアプリごとの通信容量はこのような感じ。
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これで、月々およそ2GBから3GBの使用量だったので、「データフリー」なら十分足りそうです。
感謝しつつ、新しい環境へ。
今から10年前。iPhone 3Gを日本に引っ張ってきてくれたのが、ソフトバンクと孫社長でした。そこからのエリア拡大やプラチナバンドの獲得などなど、がむしゃらに取り組んでくれたソフトバンクには感謝しています。
そして、LINEモバイルはというと、一言で言えば、十分満足です。気になる速度については、改めて書きたいと思います。
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#2018/12/12 #iPhone
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