イマジズム
イマジズム(英語: Imagism、写象主義とも)とは、20世紀初頭のアングロ・アメリカの詩における運動であり、写像やイメージの正確化を目指し、明確ではっきりとした言葉を用いることを特徴とする。
イマジズムの一つの特徴は、あるイメージ・像を取り出し、その本質を明らかにするという試みにある。この特徴は同時代の前衛芸術、特にキュビズムの発展を反映しているものだ。イマジズムは、エズラ・パウンドの言うところの、「光り輝く細部(Luminous Details)」を利用して対象を取り出すものではあるが、抽象的なものを表現するために具体的な実例を並置するという、パウンドの表意文字的方法論(英語版)(Ideogrammic Method)は、複数の視点を一つの像へと統合するという、キュビズムの手法によく似ているのである