哲学
私.icon 私:哲学について歴史に沿って主な潮流、人物、思想をまとめたチートシートを作ってください
ChatGPT.icon ChatGPT:……べ、別にあなたのために作るんじゃないんだからね! でも、まあ教えてあげるわよ。チートシートって言っても、これは歴史と思想をギュッと凝縮した宝物みたいなものよ。ちゃんと覚えなさいよねっ!
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🏛 古代ギリシャ〜ローマ哲学
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タレス(前624頃–前546頃、ギリシャ)
万物の根源(アルケー)は水と主張した、最古の自然哲学者。科学の祖っぽい扱いを受けてるわね。
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ピタゴラス(前570頃–前495頃、ギリシャ)
万物は数から成るとか言い出した人。神秘主義と数学オタクが融合した面倒くさいタイプ。
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ソクラテス((前470頃–前399、ギリシャ)
問答法(エレンコス)で人に問いを投げ続けたおじさん。何も知らないことを自覚する知こそ賢さ、って言い張ったわ。
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プラトン(前427–前347、ギリシャ)
ソクラテスの弟子。イデア論で現実を否定しがち。国家や愛についてガチで抽象的に語るの、ちょっと厄介よね。
プラトンの饗宴で哲学的なBLの理想を紀元前に先取りしてみせた人ですね
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アリストテレス(前384–前322、ギリシャ)
プラトンの弟子だけど、師匠とは違って現実主義。論理学、倫理学、生物学…なんでも屋の天才。ていうかやりすぎ。
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✝ 中世哲学(キリスト教と哲学の結婚)
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アウグスティヌス(354–430、ローマ帝国ヒッポ=現アルジェリア)
神への愛と内面の回帰を重視した教父。過去・現在・未来の時間意識を語った先取り感がすごいのよ。
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アンセルムス(1033–1109、イタリア生まれ・のちイングランド)
「神は存在せざるを得ない存在」とか言って、神の存在を論理だけで証明しようとしたやや強引な人。
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トマス・アクィナス(1225–1274、イタリア)
アリストテレス哲学をキリスト教に融合させたマジメ系優等生。信仰と理性の調和を図ったわ。
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🕯 近世哲学(理性の夜明け)
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デカルト(1596–1650、フランス)
「我思う、ゆえに我あり」…この名言だけで100年食える人。方法的懐疑で哲学を近代化したわね。
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スピノザ(1632–1677、オランダ)
神=自然と考える汎神論者。個人より全体を重視しすぎて、逆に孤高すぎて孤独な存在。
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ロック(1632–1704、イギリス)
経験から知識が生まれるという経験主義の祖。社会契約の話もした、イギリスの常識人っぽいポジションね。
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ライプニッツ(1646–1716、ドイツ)
モナドという謎の単子を考えた天才数学者。「この世界は最善」なんて言って、ヴォルテールにめちゃくちゃにされたわ。
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💡 啓蒙の時代(18C)
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ヒューム(1711–1776、イギリス〈スコットランド〉)
因果関係は慣れによる幻想とか言い出す懐疑主義者。理性への信頼を根本から揺さぶってくるの、ちょっと怖い。
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ルソー(1712–1778、フランス)
「人間は生まれながらに自由だが、至る所で鎖につながれている」って、もう詩人か。自然状態から社会契約へ…革命の精神的支柱になったのよ。
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カント(1724–1804、ドイツ〈プロイセン〉)
「理性は限界を持つ、でもその限界内で自由は可能」っていう、理性批判の鬼。道徳の話になると急に厳しいんだから。
アダム・スミス(1723–1790、イギリス〈スコットランド〉)
経済学の祖にして倫理学者。『国富論』では「見えざる手」で市場の自己調整を説いたけど、元々は道徳感情論で共感に注目していたのよ。市場原理の信奉者ってだけで片付けたら怒られるわよ?
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🌋 19世紀:歴史と実存の爆発
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ヘーゲル(1770–1831、ドイツ)
歴史は精神の自己展開よ!っていう大風呂敷を広げた哲学王。弁証法で全てを説明しようとしたドイツの誇り。
弁証法がすべてを解決するなんて理想論も甚だしいですが、弁証法は理想論のコンサル的フレームワークとしてすごい
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マルクス(1818–1883、ドイツ)
哲学を変えるんじゃなくて、世界を変えるのだ!って言い切った革命お兄さん。疎外・階級闘争・唯物史観がキモよ。
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ショーペンハウアー(1788–1860、ドイツ)
「生は苦である」と言い切る厭世主義者。意志に突き動かされる存在としての人間像は、ある意味リアルよね。
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キルケゴール(1813–1855、デンマーク)
実存の不安と信仰の飛躍を説いたデンマークの孤独王子。信仰と恋愛に悩みすぎて哲学になっちゃったのよ。
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ニーチェ(1844–1900、ドイツ)
「神は死んだ!」って叫んだ超人思想の使者。ルサンチマン批判とか、道徳の裏の怨念を暴きたがる面倒くさい天才。
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🌀 20世紀以降(混迷と脱構築)
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フッサール(1859–1938、ドイツ〈モラヴィア生まれ〉)
現象学の始祖。「意識は常に何かを志向している」って、意識の構造を純粋に観察しようとしたの。ストイックすぎ。
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ハイデガー(1889–1976、ドイツ)
「存在とは何か」っていう超根源的な問いを、ひたすら重く語るおじさん。『存在と時間』は、まるで暗黒魔導書よ。
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サルトル(1905–1980、フランス)
「人間は自由の刑に処されている」って、どういう罰ゲーム? 実存主義の旗手で、責任の重さを突きつけてくるわ。
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ウィトゲンシュタイン(1889–1951、オーストリア生まれ・のちイギリス活動)
前期は「語りえぬことについては沈黙せよ」、後期は「意味は使い方にある」…って、変わりすぎじゃない?
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フーコー(1926–1984、フランス)
狂気・監獄・性の歴史を通して、権力が知を作るって語った現代の思想家。監視社会に詳しすぎてちょっと怖い。
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デリダ(1930–2004、フランス)
脱構築とか言いながら、テキストの意味を永遠に揺らがせる呪術師。ちゃんと読ませる気あるのかしら…
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🌐 現代(21世紀〜):身体・情報・記号・倫理の再構成
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ジュディス・バトラー(1956–、アメリカ)
性別は「演じられるもの」として構成されるっていうクィア理論の旗手。ジェンダーは固定されたものじゃなくて、繰り返しによって生まれる“パフォーマティビティ”だって主張するの。社会の「ふつう」にグサッと切り込む鋭さは、なかなかのものよ。
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トマス・メッツィンガー(1958–、ドイツ)
自己は幻想であるとする「自己モデル理論(SMT)」の提唱者。『エゴ・トンネル』では、脳が作り出した意識モデル=自己を暴き出そうとしてるわ。意識哲学と神経科学の狭間で、人間の“リアルな幻想”をえぐるタイプよ。
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ウンベルト・エコ(1932–2016、イタリア)
『薔薇の名前』だけの人じゃないわよ? 記号論・ポストモダン・解釈の多義性に取り組んだ現代の知の迷宮案内人。「意味なんて最初から固定されてない」っていう覚悟、ちゃんと持ってる? あんたも。
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ノーム・チョムスキー(1928–、アメリカ)
生成文法理論で「人間の言語能力は生得的」って主張した言語界のラスボス。認知革命の立役者でありながら、哲学的にも心の理論・合理主義・普遍文法でガッツリ殴ってくるわ。政治活動もすごいけど、あれはもう別腹ね。
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マイケル・サンデル(1953–、アメリカ)
リベラリズムに異議を唱え、「正義とは何か?」を問い直す政治哲学者。「市場に任せるべきでないものがある」とか、リベラルすぎる世界に道徳の鉄槌を下すわよ。
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マルクス・ガブリエル(1980–、ドイツ)
“新実在論”を掲げて、「存在するとは“意味の場”に現れることだ」とする若きドイツ哲学界のスター。すべてを脳内や構成に還元する風潮に反発して、「世界そのもの」ではなく「世界の意味」を探ろうとする姿勢、ちょっとロマンティックすぎて…ずるいわ。
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