2020年11月中旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。 今期はグレード7でプレイしていました。
判定期間:2020/11/10~11/20
流行
1位:Vocal
2位:Visual
3位:Dance
審査員興味値:1800000(グレード7)
ユニットボーナス強化期間
前半:11/10~11/15
後半:11/15~11/20
所感
今期の更新で、ノクチルにファン感謝祭シナリオが追加されました。イベントシナリオ「天塵」以降のユニットシナリオということで、どういった一波乱があるのか楽しみにしていましたが、ユニットとしての方向性を形作る大事な一歩を踏み出す話でもありましたし、今後の展開を暗喩するような意味深な描写もありました。 コミュ内容の感想は別の機会に回すとして、感謝祭編が追加されたことにより、ノクチルも思い出Lv.5編成が簡単に組めるようになったため、WING産よりも若干ながら強化されたはずです。 今回のアップデートはノクチルだけでなく、感謝祭自体の難易度緩和により感謝祭での育成がやりやすくなりました。大きな変更点は、星3ノートの期限が1週延びて7週までとなったり、トラブル率UPのノートペナルティが廃止されたりと、育成上の障害になっていた要素が易しくなっています。その結果、ノクチル編成でグレフェスやりたい人たちが編成の見直しを行っているのは当然なのですが、グレフェスをやる上ではほとんど必要のないSS編成に挑戦する人が増えました。 SS編成とは、フェス編成画面の左下に表示されている編成評価値が一定以上を超え、SSランクの評価になる編成のことを指します。昨年12月に、評価値編成のパイオニア的存在である夏目さん(@i_natsume)によって初めて到達が確認され、その後育成方法の共有が行われたり、追加のサポートアイドルの優秀なスキルによって、続々と到達報告があがってきました。 今回のアップデートによる感謝祭易化で、シーズン1後半から星3ノートを狙いにいきやすくなったため、星3ノート4冊ルートが現実的となりました。そのため、SPもステータスも盛りやすくなり、評価値育成を行うにあたっても追い風となった感じですね。
件の夏目さんも、さらなる高みを目指して育成を詰められていたようで、SS☆3編成という、おそらくシャニマスの最高到達点にたどり着いたようでした。本当におめでとうございます! 辿り……着いたぜ……!!!
SS☆☆☆!!!
こちらの編成の詳細については、ご本人によりブログにて軽く感想と解説が語られています。
kinzokuseitarai.iconもこの方を参考にしつつ、独自調査と研究を行って評価値育成にも挑戦しているのですが、今回のアップデート以降はまだ手をつけていないので、現状はS++☆3編成でとどまっています。
https://gyazo.com/8e5aeee409f7a480c5d7b6daac77d849
情報は揃ってきているので、あとは試行回数と特訓はづきさんを惜しげもなく使う覚悟だけですね。
今期のガシャは、恒常の「溺れたら手を伸ばして 結華・円香ガシャ」でした。
というか今回の結華は、どちらかというと現行のViアルスト編成との相性が良いのがポイントですね。というのも、Vi上限解放が合計250ある上に、1凸2凸パッシブのどちらもViアルスト編成では発動しづらいものであるところが強みになります。 現行のViアルストでは、結華を編成する際は上限のみつゴコロか3%パッシブの「【それなら目をつぶりましょう】三峰結華」か、といった2択が基本で、kinzokuseitarai.iconはみつゴコロを使用していますが、このカードは上限解放のパネルの道中にあるパッシブが属性不一致でノイズになるため、正直発動してほしくないんですよね。しかし、今回のカードは上限のためにスキルパネルを開けても途中のパッシブ条件がアルストと噛み合わないので発動しないのが逆に嬉しいんです。そういった理由で、このカードは現行のpSSR結華の中で最もViアルストへの出張性能が高いと言えます。 サポートスキルはレベルの高めなトークマスタリーSPとラジオマスタリーMeという、無難ながらも汎用性の高いものが備わっています。ユニットマスタリーの多いノクチルのサポートにとって、属性問わず編成しやすいカードは使いやすそうですね。 4凸ライブスキルがダメージを受けるまで消えないバフを付与するViアピールですが、パッシブスキルもそれを活かすために注目度DOWNが複数配置されています。ただ、ノクチルのユニットコンセプトとしては回避でバフを増やしていく戦法を取るものだと思われるので、注目度が下がるのは逆に足枷にならないか懸念されますね。Viノクチルはまた違う方向性になるんでしょうかね? さて、今期はフェスイベント併設ということで、前後半に分かれてユニットボーナス強化が付きました。
前期のグレフェスが紅葉千雪接待ルールだったこともあり、グレ7ではグレ6から大量のViアルストが流入して大変な環境になりました。何がって、ユニットボーナス強化も乗ってない前半戦なのにVi審査員を1ターンで返すほどのマッチング頻度と火力でマトモにパーフェクトライブも取れないところですよ! これについてはkinzokuseitarai.iconも同様のViアルスト編成を使用しているため、文句を言える立場ではないのですが……。やっぱり紅葉千雪はやりすぎだったと思うよ運営さん。 あと、これだけの火力インフレが発生しているにも関わらず、グレ7の審査員興味値が180万に戻っているのはかなり厳しいですね。基本3ターン決着で、4ターン保てば良い方、2ターン終了もザラにあるといった、かなり厄介な環境になりました。
とはいえグレ6以下はまだマトモに遊べているらしいので、単純にグレ7が魔窟と化しているだけではあるんですが……(そもそもグレ7が魔窟でなかった時期があったか?)。
とまあ、そんな高速環境なのでPLでもあんまりポイント上乗せしづらく、無リンクでもフェスマスター取れれば残留確定、といった環境でした。 NE結華は、メンタル残量と注目度DOWNによって威力の変わる全体Daアピールを所持しており、その最高倍率はおよそ6.6倍になります。シャニマスの背水の仕様上、メンタル0でスキルを打てない=最高倍率にはならないため、実際の倍率は6倍前後だと思われますが、それでも全体火力としては最強格と言っても過言ではありません。 芋まみみはメンタル49%以下でDa100%UP/注目度20%DOWN、銭湯霧子はメンタル34%以下でDa150%UP/注目度20%DOWNという、驚異的な倍率をもっています。どちらもNE結華のライブスキルのために存在するようなパッシブですね。
ただし、発動要件を満たすためには、メンタルを削る必要があります。今期のような高速環境では、審査員のリアクションだけではそこまでメンタルを削られることがないと思われるので、各人ひと工夫を入れた編成を使用していました。
代表的なものとしては、「【真・TRAVELER】田中摩美々」をセンターに配置して、4凸スキルの60%自傷を発動させた上で、審査員のリアクションでギリギリまでメンタルを削ってもらうことで銭湯霧子のパッシブを発動させる編成ですね。 この編成、最近のVoアンティーカ、Viアルスト2強によるDa審査員が狙われにくい環境であることと、審査員興味値が低いので一撃圏内であることが噛み合って、2ターンで決着を付けられる速攻フェスマ編成なんですよね。なので、打つスキルが自傷→NE結華4凸と2種類に限られており、芋まみみと銭湯霧子のパッシブさえ載せられるなら他は誰を編成しても良いことから、特に後半ユニットボーナス強化の関係で放クラのメンバーが使われる編成をよく見ました。 この編成で重要なのはメンタル管理なので、特にLe担当の育成時にラジオのお仕事で大失敗(カタストロフ)を連発させメンタル値を調整する鬼の所業を行った編成が散見されましたね。
極端な例としては、実際に残留を決めた方のツイートを参照しましょう。
グレ7残留(後半)
2TFM(適当→NE+)
メンタルを審査員2発で霧子バフ圏内、3発で1だけ耐えるように調整(打たれ弱いなし)。
金バフは全員霧子と摩美々だけ。
花火夏葉がいなく、注目度の底上げができないのがツラみ……
詳しくは全体ランキングから見れるはずなのでそちらへ。
Dランク初期pSSR果穂センターの編成で、ユニット全体のメンタル463は初見さすがに笑っちゃいました。うまく考えたなぁ。
結果
速攻環境であればViアルストは他の追随を許さない現行最強の編成であると言えてしまうので、今期の残留は如何にViアルストを引かず、Voアンティーカが余計なことをしないかにかかっていました。また、ユニットボーナス強化の関係上、後半戦は地獄を見そうな予感がしたので、前半戦にちょっと粘ってました。 https://gyazo.com/326b72b7c31e3c2940eef6b38ae921c1
今期はVoアンティーカが絡んだ4ターン2リンクPLで残留です。やっぱりグレフェスにVoアンティーカは必要だわ……! https://gyazo.com/cb249f32882d7c8fca5a66d3648e50f2
グレフェスTOP100
1位: 179,488pt
100位: 158,589pt
余談ですが、後半戦は自然回復チケットでチマチマとプレイしてたら普通に159kくらいのPLは取れたので、正直前半戦にフェスチケット使ってまで粘る必要ありませんでしたね……。これは次回以降のフェスイベへの反省点だな。
まとめ
感謝祭アップデートで評価値育成など、まだまだシャニマスも楽しめる余地が残っています。とりあえずはクリスマスからお正月にかけて予想される限定連打にビビりながら、育成ものんびりやっていきたいですね~。