低エネルギー核反応
@201301
2021年3月現在、高いエネルギーを発生し工業的に利用できるような常温核融合は成功していない
原子番号が小さいものになるのだから、これは、核融合というよりは核分裂に近い。というか、核分裂そのものだ。 パラジウムに触媒を当てると、パラジウムが(発熱しながら)なだらかに核分裂していく。そう考えればいい 凝縮集系核反応であれば、常温から数百℃という低温で元素が融合し、核種が変換する パラジウム表面を活性化処理した後、チャンバー内を真空にし、ヒーターで数百度まで加熱した状態で、重水素ガスを高圧(300~170パスカル)で圧入し、パラジウムと重水素を十分に接触させる。すると、ヒーターで入力した以上の「過剰熱」が観測された。活性化処理せずに同じ装置と条件で重水素ガスを圧入した場合、過剰熱は観測されず、その差は70~100℃程度になる
特許が成立した技術名は、「重水素とナノサイズの金属の加圧による過剰エンタルピー」 2つの元素間の反応ではなく、複数の元素が同時に関与して起こる「多体反応」による現象であることは、多くの理論研究者の共通認識になっている。金属内で電子や陽子が密集している中で、何らかの原理でクーロン斥力が遮蔽され、触媒的な効果を生んでいることなどが想像されている。
https://gyazo.com/eb6693b44f7645810659884a8a0ddbc0
素人目にも、構造が単純にみえる。