快楽の踏み車
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不思議なことに、人間は「お金=幸福」とは なり得ません。日本のGDP(国内総生産)は50年で7倍になりましたが、生活満足度は全く変わってないという調査結果がでています。心理学者は、これを「快楽の踏み車(かいらくのふみぐるま)」という言葉で説明しています。「経済など状況がどんなに変わっても、人間はその状況に慣れてしまし、願望を引き上げ、もっともっととさらなる満足を求める」という説です。永遠に満たされることのない欲望とのイタチゴッコを人類は繰り返しているだけかもしれません 自分の経験もよく当てはまる
Aになれば幸せだと思う
実際にAになったら、次はBになれば幸せだと思う
これを繰り返す
中毒とともに快適耐性もつくので、踏み車となる
楽しいことがあっても、ほかにもっと有益な時間の使い方があるのでは?と疑ってしまう