名前付けの7段階
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最後の言葉
Belsheeの「名前付けの7段階」をソフトウェアアーキテクチャに適用すると
ステージ1: 名無し
名前がない状態。システムやコンテキストについて、名前付き要素を抽出するのに十分なだけのことが分かっていない
ステージ2: 無意味
名前に意味はないものに、何らかの形で関連していると考えられるアイデアの集まりを特定した状態
ステージ3: 的確
要素の責務について少なくとも1つを表している状態
ステージ4: 的確かつ完全
要素のすべての責務を直接表している状態
ステージ5: 適切な行い
要素の責務を進化させるという意識的な決定が名前に反映されている状態。これは、アーキテクチャの文脈における要素の役割について、より多くの知識が得られたとのみに起こる
ステージ6: 意図
名前には要素の責務だけではなく目的も表されている。目的を理解するには、その要素に加えて、その要素の存在理由を理解する必要がある
ステージ7: ドメイン抽象
名前は個々の要素を超えて新しい抽象概念を作成する。これがメタモデルのための新しい概念が生まれるところ。
Webサービスからデータを取得して変換することに責務を持つ一連の要素の名前付けの例
ステージ1: 名無し
何かをするもの
ステージ2: 無意味
クランベリー
ステージ3: 的確
ジョブスタータープロセス
ステージ4: 的確かつ完全
データフェッチャー、チェッカー、トランスフォーマー、ジョブスターター
ステージ5: 適切な行い
データ変換ジョブランナー
ステージ6: 意図
データプリペアラー
ステージ7: ドメイン抽象
データ準備エージェント