今回は違う症候群
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ぬかるみの捕縛
金融危機も財政危機もありふれた現象で、多くのケースに驚くほど共通点がある。それは「かつての危機は**だったが、今回は違う」とか「中南米ではデフォルトが起こったが、わが国は違う」といった理由で、過大な債務が積み上がることだ。
人々は「今回の株価上昇は今までのバブルとは違って、実体を伴った持続的な動きだ」と毎回思い込む。カーメン・ラインハートとケネス・ロゴフは、こうした過去から学ばない心理的な反応パターンを〝今回は違う(Thistimeisdifferent)症候群〟と呼んでいる。 田渕直也. 最強の教養 不確実性超入門 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1432-1436). Kindle 版.
「今までと違って今回は意味のある動きだ」などと自分を納得させる気持ちが出たら危険
今回は違う症候群に陥っている可能性あり
人は基本的に自意識過剰で、自分だけはうまくいくと思う 生存バイアスがあることを自覚しておく
「今回は違う」じゃない「今までも違ってた」
運を能力と勘違いしてしまっている