交換は1ターンで終わるが、贈与は対流する
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交換される牛
ページタイトルは 世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学 p33より引用
「交換」は即座に見返りを求める論理
交換可能な物を持たざる者は、何も得られない世界
「交換」のロジックに染まりすぎると、対価を求める関係になりやすい。交換できない相手とは交流しなくなる。
合理主義っぽさがある
合理的=自己利益最大化と考えてしまいがちだが、それは1ターン内における計算可能な自己利益しか見えていない
1ターン内の最大効率な行動が、数ターン先の優位を崩すことがある
贈与による自己利益は、計算が不可能
大きな世界vs小さな世界の問題でいう、大きな世界。
「贈与」は異時的な交換、迂回生産である
承認を求めている人にいいねを与えれば一日だけ喜ぶが、承認無しの生き方を教えれば一生喜べる
「いいね!」が承認欲求を満たす1ターン限定の交換だと仮定すれば、贈与は一体どういう行動になる・・・?
具体的なフィードバックをする
間違っていることを指摘する
その人の製品をお金を払って購入したり、宣伝したりする
↑これらを行うことで「贈与」になる?
時には匿名で、時には実名で
左に歩を進めるために、まずは右に進む
すぐに交換しない、対流させるために敢えて右に進む