ロビンソン・クルーソーの迂回生産
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クルーソーは、当初捕まえる魚が少なくなろうとも、最終的な目的を達成することではなく、間接的な手段を獲得するために今ある労力を傾けたことで、より多くの魚を手にすることができるようになったのだ。
重要なことは、クルーソーが示しているのは、節約が単なる自制でも欠乏でもないということだ。むしろそれは、極めて戦略的に譲歩または「敗北」することで、将来の優位性を実現させ、やがてその撤退が正当化され、労働や投資の果実が得られることを待つのだ。 目の前の対戦の勝ち負けではなく、その先の勝利を見据えて試行錯誤するスタイル
勝率を優先すると小さい敗北を避けるようになってしまう
積極的に参加して細かい敗北をすることで、ブラック・スワンによるリターンを狙う
外国語の習得期間中は目先の時間を投資している敗北状態であるが、後の間接的な手段を獲得できる迂回生産である