ロビンソン・クルーソーの迂回生産
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ブラックスワン回避法 p199より
クルーソーは、当初捕まえる魚が少なくなろうとも、最終的な目的を達成することではなく、間接的な手段を獲得するために今ある労力を傾けたことで、より多くの魚を手にすることができるようになったのだ。
重要なことは、クルーソーが示しているのは、節約が単なる自制でも欠乏でもないということだ。むしろそれは、極めて戦略的に譲歩または「敗北」することで、将来の優位性を実現させ、やがてその撤退が正当化され、労働や投資の果実が得られることを待つのだ。
ウメハラダイゴ氏の1日ひとつだけ、強くなるの思想と近い
目の前の対戦の勝ち負けではなく、その先の勝利を見据えて試行錯誤するスタイル
迂回生産、針葉樹の迂回戦略
承認欲求との戦いが大事なのは、「敗北」を認められるようするために承認欲求を捨てられる力をつける
大事なのは勝率ではない
勝率を優先すると小さい敗北を避けるようになってしまう
ポーカー戦略とブラック・スワン
積極的に参加して細かい敗北をすることで、ブラック・スワンによるリターンを狙う
わたしたちが外国語を学習するのは、外国語こそが、たとえ下手に身につけても決して無駄に終らぬ唯一のものだからです
外国語の習得期間中は目先の時間を投資している敗北状態であるが、後の間接的な手段を獲得できる迂回生産である