マイクロスコープ
井戸端で盛り上がっているのを見かけて知ったTRPG
読んだ。ロールプレイから予想外の展開になったり、出来事が見事にアドリブで繋がってて面白い
このゲームには一般的なロールプレイング・ゲームで言うところのゲームマスターはいません。そしてシナリオなどを事前に準備する必要もありません。ゲームを始める段になって決めることは、これからプレイヤー全員で創る歴史のことです。仮想戦国時代の流れを探索するのか、ポスト・アポカリプス後に社会を復興させる歴史を探索するのか、そうしたことをルールに従い、参加者全員で協力して決めます。自分用のプレイヤー・キャラクターは作成しません。ただ歴史の下地ができれば、これでセットアップは終わりです。あとは自由に歴史を渡り歩いて探ってみて、様々なものを作り滅ぼし、多くの謎を解き明かします。
2022/5/15
井戸端で次回開催マイクロスコープに参加表明したので、説明書PDFを購入した
Pixiv にアップされているリプレイを読んでみる
「はい。三人が一つずつカードを置いて、First Passは終了です。ここから本番です。で、ですね、このゲーム、ここまでは相談可だったんですが。この先は相談不可です。」
「なんと、悩んだときは?」
「どうしても助けを求めるならよいとします。このルールは一人の人が奉行として仕切ってしまうのを防ぐためにあります。そして同様に、口出しも不可です。例えば、このレムリアの設定で手番の人がネオトウキョウという都市を建設したとします」
「ネオトウキョウ!?」
「それに対して、いやそれはどうかなと思っても、それは止められません。このゲームでは手番の人が言ったことは基本的に通ります。しかしその人の手番が終わると、次の手番の人が、その直後に「ネオトウキョウの滅亡」を置くというのはアリです」
手番の人が言ったことは基本的に通るルール
「あ、救世手そっち側の人なのね」
「このゲームは言ったもの勝ちなので、そうなります」
PDFにも書いてあったが、最初の時代設計や構成要素だけではまだ面白さが体験できず、徐々に点と点を繋げていく過程やそれによる予期せぬ結果に面白さがありそう