テトリス効果
テトリス効果(Tetris effect, 俗に「テトリス病」や「テトリス症候群」とも)とは、思考、イメージ、夢が支配されるほどに、何かに充分な時間と精力を割り当てる能力のことである。この効果はコンピュータゲーム「テトリス」にちなんで命名された。 テトリスを長時間プレイした経験をもつ人物の多くは、スーパーマーケットの棚にある箱や道にある建物など、実世界のさまざまな形を互いにはめ込む方法について、いつのまにやら自分が考えていたことに気づく、ということがある。この意味で、テトリス効果は習慣の一種であるといえる。
ゲームに長時間ハマった時にこの現象によくなる
夢の中でも爆弾を置いて爆風を避けていた
寝れなくなることも多い
オックスフォード大学のEmily Holmes博士は、心的外傷後ストレス障害 (Post-traumatic stress disorder) の患者がテトリスをプレイすることにより、心に傷を受けた過去の事件をフラッシュバックする回数が軽減される実験結果を発表した。博士は単純にテトリスを勧めているわけではないが、この催眠効果がトラウマの記憶を軽減させるのは事実だという。 テトリスが思考のキャパシティを占有し、他の嫌な思い出を想起させない効果に見える