アイデアのつくり方
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薄くてサクッと読める本
特殊な断片的知識は、「急速に古ぼけてゆく事実」なので役に立たない
原理や方法は陳腐化しにくい
他の知識と紐付かない、特定ドメインの豆知識は陳腐化しやすい
アイデア作成の一般的原理
アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
既存の要素を新しい1つの組み合わせに導く才能は、事物の関連性を見つけ出す才能に依存するところ大きい
アイデア作成に有効
アイデア作成技術の5段階
1. 資料を収集すること
生易しいフェーズではない
いいかげんにごまかしがちなフェーズ
第4段階にすぐに行ってはいけない
集めなければいけない資料には2種類ある
特殊資料
ドメイン知識
十分深く、あるいは遠くまで掘り下げていけばほとんどあらゆる場合、関係の特殊性が見つかってくる
一般資料
人生とこの世の種々様々な出来事についての一般的知識
この2つの資料の新しい組み合わせがアイデアになる
集めすぎにも注意
2. 資料を咀嚼すること
集めた資料を一つ一つ触って、あっちに向けたりこっちにむけたり、ちがった光のもとで眺めてみたりしてその意味を探し求める
2つの事実を一緒に並べて見てどうすればこの2つが噛み合うかを調べる
3. 孵化段階
第2段階までをやり遂げた時、この孵化段階に入る準備ができる
問題を完全に放棄して、何でもいいから別の自分の想像力や感情を刺激するものに心を移す
無意識の心に任せる
4. アイデアの実際上の誕生。ユーレカ!
つねに無意識下で考えていることによって、アイデアが突然現れる
多くの人は、この第4段階から始めようとする。
情報収集、咀嚼、孵化ができていない、浅はかなアイデアが生まれてしまう
5. 現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、展開させる
多くの良いアイデアが陽の目を見ずに失われてゆくのはここにおいて
自分の胸の中だけにしまいこむのではなく、理解ある人々の批判を仰ぐこと
言葉がそれ自身アイデア
言葉をマスターするとアイデアはよく息を吹き返してくる
本を読み、その中に登場する言葉を集めることで、アイデアを集めることができる。