ユヴァル・ノア・ハラリやジャレド・ダイアモンドに対するサイエンス・ポピュリスト批判

@RawheaD: 「サピエンス全史」の著者、ユヴァル・ノア・ハラリが、自分が編みたい「物語」を編むために科学や事実といったものを割愛したり歪曲していることを指摘する記事。この手のストーリーテラーを「サイエンス・ポピュリスト」と呼び批判している。

@RawheaD: 似たようなカテゴリに「銃・病原菌・鉄」のジャレド・ダイアモンドが挙げられる。語り部として間違いなく面白いんだけど、自分が言いたいことに合わせてデータをチェリー・ピックするんだよね。「だからこそ、（一般読者にとって）面白い」ものが書ける、とも言える。

人は著者に全知全能を求めてしまうのだろうか

確かに一人の人間の主張や物語を盲信するのは危険

とはいえ、チェリー・ピックが無い語りって不可能じゃない？と思う

全知全能が不可能な今、チェリー・ピックは必須で生じる

真実を語れることはできない

無限のグラデーションがある世界では、チェリー・ピックをしないとノイズが除去できない

なので自分のスタンスとしては、ハラリやダイアモンドに対して厳しく批判はしない

盲信もしないこと

色んな人が色んなチェリー・ピックをして作った物語や仮説を知って、自分なりのチェリー・ピック知識をつけていく

このScrapboxもチェリー・ピック