【VRChat Avaters3.0用】アイコン詰め合わせ セットアップマニュアル
目次
Avaters3.0向け
1. 準備
UnityでAvaters3.0対応アバターのProjectを開く
2. UnityPackageの導入
「Symbols.unitypackage」をUnityのAssetsフォルダにインポート。下記フォルダが追加される
kitsunebi-ya
Symbols:アイコン詰め合わせのファイル
Scenes:アイコン詰め合わせのシーンファイル
※MMS3, VRCAvaters3Toolsはすでに導入済みの場合はインポート時のチェックが外れていても問題ないです
3. オブジェクトの設置・位置調整
Project欄の Assets/kitsunebi-ya/Symbols/Scenes から ヒエラルキー欄に「Symbols_for_Avaters3.0」をドラッグして配置。
https://gyazo.com/dffa2cf9c01eda8ce59ea8f752cb8f7c
ヒエラルキーの中の「Symbols_for_Avaters3.0」の中にある「Symbol」をアバターの「Head」直下にドラッグして配置。
Head直下以外でも配置可能ですが、ActionMenuの設定がHead直下前提で組んであるためおすすめしません
どうしても他の場所につけたい場合はご自身で設定を調整してください
PC版アバターの場合は「for_PC」の下にあるもの(図と同じ)、Quest版アバターには「for_Quest」の下にあるものをドラッグしてください。(マテリアルで使用しているシェーダー等が異なります)
https://gyazo.com/00d60634f7996272a3af9f6b2b21dbf6
上記が終わったら、ヒエラルキーの「Symbols_for_Avaters3.0」は右クリックから消してしまって大丈夫です。
https://gyazo.com/fec3377a107927cda8e2373769ba2f13
位置調整のため配置したSymbolを選択肢、インスペクタ欄のチェックが入っているのを確認。
チェックが入っていれば原点付近になにか見えるはずです。
https://gyazo.com/0a4e5447d20064d9e95af5031b4fa2f6
Scene欄で位置を調整したり回転させたりしていい感じに調整
PC版は図の通りミュートのマーク、Quest版は灰色のマークなし三角柱で調整します。
https://gyazo.com/a9070678737ef113962a13d972e67f86
【PC版のみ】ヒエラルキーの「Symbol」を開き、中にある「Symbol_for_setup」を削除。(その上のSymbolはそのまま)
Sceneからはミュートのマークが消えます
https://gyazo.com/6a0628cf45ad8f028bb5c327ad4559d9
Head直下にあるSymbolを選択し、インスペクタ欄のチェックを外して非表示にする。(中身はチェックを外さない)
https://gyazo.com/bd2b0b12462b39b7c4bc40fe73be34ee
Sceneの画面で配置したものが見えなくなっていれば配置・位置調整は完了です。
https://gyazo.com/0d82f07c04ba2d183c038db8467d1bd3
4. AnimatorController の設定
VRC Avater Descriptorの「PlayableLayers」の Base > FX に設定されているAnimatorControllerを確認する。
すでにAvaters3.0で色々設定済みの場合は、設定済みのファイルに追加する形で設定をします。
表示されていなかったら「PlayableLayers」の「Customize」をクリックすると下記のようなメニューになる。
Default Non-Transformを押すとファイルが選択可能になるので、Assets/VRCSDK/Examples3/Animation/Controllers の中にある「vrc_AvatarV3HandsLayer」「vrc_AvatarV3HandsLayer2」のどちらかをコピーしてこの欄に設定する。
https://gyazo.com/9a586ae487e06176979925af1e398a27
メニューの VRCAvaters3Tools > AnimetorControllerCombiner を起動する
https://gyazo.com/3937802569b5a47dac112b1c35c19678
AnimetorControllerCombiner の上の欄(コピー元)に Assets/kistunebi-ya/Symbols/AnimatorController のなかの 「FX-AddSymbols-PC」を登録する。
Quest版は「FX-AddSymbols-Quest」を登録する。
https://gyazo.com/86202fcd35e536f2c4b240c81a184f10
※フォルダ内の他のファイルは若干異なる可能性があります
下の欄(コピー先)には上の手順で確認したアバターに設定されているAnimatorControllerを設定する。
(図の例では「kureha_FX-v8.11T」がアバターに設定されているAnimatorController)
Combineを押して、上の欄のAnimatorControllerの内容を下の欄に追加でコピーする。
Project欄で、下の欄に設定していたAnimatorControllerを選択した状態で、メニューからAnimatorを開く。
メニュー > Window > Animation > Animetor
https://gyazo.com/62be98f94cfe567a78d48c1525cdaa2e
AnimetorのLayers欄にSymbolが登録されていることを確認する。
https://gyazo.com/74764f4b1734c4077c6dfa47139c00c3
AnimetorのParameters欄に変数Symbolが登録されていることを確認する。
https://gyazo.com/64435b368e1e24af624e9a4e7813b3f6
5. ActionMenu用パラメータの設定
VRC Avater Descriptorの「Expressions」の Parameters に設定されているパラメータファイルを確認する。
すでにAvaters3.0で色々設定済みの場合は、設定済みのファイルに追加する形で設定をします。
https://gyazo.com/440b921aa0f288d4e9bd49b408e986a8
Expressionsの中身が表示されていなかったら「Expressions」の「Customize」をクリックするとファイルが登録可能になる。
Assets/VRCSDK/Examples3/Expressions Menuの中の「DefaultExpressionParameters」をコピーして登録する。
ついでに、すぐ上の「Menu」には同じ階層の「DefaultExpressionsMenu」をコピーして登録する。
パラメータファイルをクリックし、インスペクタ欄に出てくるパラメータに「Symbol」を「Int」で登録する。
大文字小文字含め、表記通りにしてください。(間違えると動きません)
図では4番目にしていますが、他でパラメータを設定している場合には空いているところに設定してください。
https://gyazo.com/980f2a6c3279312c6d1feb52788c473f
6. ActionMenuの設定
VRC Avater Descriptorの「Expressions」の Menu に設定されているActionMenuファイルを確認する。
すでにAvaters3.0で色々設定済みの場合は、設定済みのファイルに追加する形で設定をします。
https://gyazo.com/f9e561a6c963d952cf6b3e46cd3c93d3
Expressionsの中身が表示されていなかったら「5. ActionMenu用パラメータの設定」を参照して設定してください
ActionMenuファイルをクリックし、インスペクタ欄を図のように設定する
一番下のAdd Controlで項目を追加する。
出てきた項目のName欄は好きな名前(ActionMenuに出てくる名前になる)
Iconには Assets/kistunebi-ya/Symbols/Materials/Menu の「Symbol_icon」を設定
TypeにはSub Menuを設定
下に出てくるSub Menuには Assets/kistunebi-ya/Symbols/ActionMenu の 「VRCExpressionsMenu_Symbol」を設定
https://gyazo.com/5eb5d7cbf4a2f4a153069ec93b0fec18
※フォルダ内の他のファイルは若干異なる可能性があります
7. 設定完了
Avaters3.0向けは以上で設定終了です。
VRChatにアップロードしてActionMenuから使用してください。
Avaters2.0向け(簡易説明)
(Avaters2.0向けのパーツも同梱していますが、サポート対象外となります。)
Project欄の Assets/kitsunebi-ya/Symbols/Scenes から ヒエラルキー欄に「Symbols_for_Avaters2.0(Not Supported)」をドラッグして追加
ヒエラルキー欄の「for_PC」「for_Quest」の必要な方をチェックを入れる
各アイコンが登録されたオブジェクトが6つ出てくるので好きなもので位置調整を実施する。
EmoteSwitchなどを使用するとAvaters3.0と同じように表示/非表示できますが、やり方は各自で調べてください。
更新履歴
2020-08-27:初版作成