研究活動について
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目的:美味しさと安全性の保持
食べ物の美味しさと安全性の維持を目的として研究をします。数理工学的な視点から、収穫後から喫食までの食品安全性と品質の評価をします。最終的に、研究成果を産業界に応用し、実用的な価値を生み出します。
興味:生物のあいまいさ
生物の魅力はあいまいさにあります。同じ環境で育った細菌のクローンでも、ストレスに対する応答は個体ごとに異なります。おいしさの感じ方や嗜好は人の個人の差に依存します。なぜクローンでできた細菌に個体差があるのか?どうして人によって感覚が異なるのか?といった疑問に答えるため、生物のあいまいさを数理科学を駆使してひもときます。言葉や数値にしずらいあいまいさを見える化できるように努めます。
具体的な研究課題
シングルセルレベルでの食中毒細菌の増殖・死滅過程の数理モデル化、およびWebアプリを用いた実装
人間の認識とセンサーを組み合わせた生鮮食品の品質評価
X線画像と深層学習を用いたアボカドの内部腐敗の検出とその抑制方法の探索
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アウトプット:英語論文40報
確率論を駆使した食品の品質や安全性を評価する方法を開発し、農産物の品質評価から食品微生物の定量評価まで広範囲な社会課題に対応しています。研究成果を査読つきの学術論文として発表します。(Food microbiology, Applied and Environmental Microbiology, Computers and Electronics in Agriculture, Scientific Reports など)
経歴・業績
連絡先:kkoyama*agr.hokudai.ac.jp
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