2024年10月2日
昨晩は,ふと思い立って三島由紀夫『豊饒の海 第三巻 暁の寺』を読み始めた.最初に思いっきりかまして,その後はわりと読みやすい感じに移行していくスタイル.三島の文章は本当にすごいと思えるけど,この作品の壮大な「豊饒」さは,かえってむなしさに通じる.仏教的な諸行無常ということではなく. 通勤時にサクラステージのTSUTAYAで3冊買う.
1.は,あらためて中国の歴史・文物に興味を抱いているところなので,その辺をまとめて一瞥できて便利.2.は話題の書籍.読みこなせるかなあ.ちゃんと時間を取れば理解に至れるはずである.3.は何度も読み返したものだが,改訂版が出た機会にあらためて読もうと思って買った.
あれこれやっている間に,時間がどんどん過ぎていく.
板谷敏彦『日本人のための第一次世界大戦史』の続きを読む.しかし,何かテーマを決めてまとめて読むようにしないと身につかないよなあとも思う.しかし「身につく」ってなんだ?という気もする.これまでにそういうことがあっただろうか.ただ読んできただけだし,それが役に立ったり立たなかったりしている. とはいえ,違うことも考えている.歴史について考える上で,自分は情報技術を専門としているにも関わらず,そういう切り口からとらえるということがあまりなかったなあと思う.もちろん,歴史そのものに対する「解像度」が低いというのもあるのだが,情報技術のような仕事に関するフレームを人文的な思考にあてはめるのに抵抗があるような気がする.なくてもいい抵抗であるようにも思う.
試したいことがあって,Unityを立ち上げ,VRChatのアバターとワールドをいじる.やりたいことができそうになって,いざVRChatを起動しようとしたら,エラーで起動しない.Insider Previewだからかも.Windowsアップデートがしばらく走ってなかったようなので更新したら,起動するようになった.それで,VRChat内から先日リリースしたAlive Studioを使って動画を撮るデモを作ってみたりした.
https://scrapbox.io/files/66fd83ed929eb9001cda027f.mp4
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