2024年12月10日
昨晩は、舟津昌平『経営学の技法 ふだん使いの三つの思考』を読了した後、就寝。この本は広く読まれたいものである。その「技法」は、大いに役立つことだろう。特に「条件思考」はよい「言語化」であると思われた。 朝から障害対応に追われる。他のサービスは担当しているみなさんにおまかせしているのだが、新規事業の方は対応できる人も少ないので、自分もメトリクスを見たり、原因究明したり、再発防止策について考えたりもする。久々に、サービス運用しているという感じは悪くないものである。問題は起こらない方がもちろんいいのだが。
明らかにLLMによって書かれた文章をXに自動ポストしている人がいる(そのこと自体にネガティブな気持ちはまったくない)のだが、LLMによって書かれたものであることがぱっと見では判別つかないということがあり得るということに気がついて、面白く思う。一般論としてLLMで書かれた文章をそれと見分けることができるということではなく、その具体的な人物のポストのことである。自分からすると明らかなのだが、そうではないことがあり得るということ。
その人の著作等をベースに生成されているので、いかにもその人が書きそうな内容である。内容に関連性があれば、判別が難しくなるということはあるのかも。一方で、いかにもGPTっぽいまだるっこさみたいなのは見て取れる。それを「まだるっこさ」などと感じなければ、誰が書いているかなんて思いもしないのかもしれない。そして、フェイクニュースなどの悪意があってのことでなければ、別にそれで問題ないことの方も多いだろう。
K氏よりおすすめいただいた仲正昌樹『今こそルソーを読み直す』を読み始める。例によって、わかりやすくて明快なまとめ。非常に啓発的である。 博論改訂もだいぶ進んできた。残すはあと2つ。その2つが一番きついのだが。取り組んでいるうちにいい切り口を思いついて、気づけばスッと進む感じになるはず。そう思ってやるしかない。
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