2023年5月13日
日本CTO協会の合宿2日目。昨晩、懇親会の場である程度話が進んだ、コンセプトと組織体制の変更について、より具体的にディスカッション。あれこれとやり方を変えていくべきところがあるが、より良い形にしていけそうに思える。昼食を終えて、終了。熱海駅でお土産をいくつか買って、東京へ。
しばらく大きな書店を歩いておらず文化的な乾燥状態が耐え難くなってきたので、新宿まで出向いて、紀伊国屋書店へ。7階までエレベータで上がって、階段で降りながら各フロアを見て回る。大学生の頃から、折に触れてやっていたことである。もう30年近くも同じことをしているのであった。とはいえ、紙の本を買う方針を決めきれていないので、一冊も買わなかったのだが。
Kindleで以下を購入(ここ3日ぐらいで買ったもの)。
町田康『口訳 古事記』
藤村シシン『古代ギリシャのリアル』
ハン・ドンイル『教養としての「ラテン語の授業」―古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流』
今井むつみ・秋田喜美『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』
吉田健一『わが人生処方』
済東鉄腸『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話』
源川真希『東京史─七つのテーマで巨大都市を読み解く』
針生悦子『赤ちゃんはことばをどう学ぶのか』
お茶しながら、『古代ギリシャのリアル』を読む。この方は、古典ギリシャ語の勉強を始めた時にYouTubeで検索して知った(「藤村シシン古代ギリシャ」)。動画の更新は止まっているようで残念。とても面白い。帰宅してからも、さらに続きを読む。そうしているうちに、疲れも出てきて、2時間ほど寝る。
起きると、このところの古典ギリシャ語への関心からカヴァフィスへの想いがまた募ってきて、池澤夏樹訳の『カヴァフィス全詩』を少しパラパラめくる。ヘレニズム世界に対するカヴァフィス的なアイロニーというのが、自分の世界の見方としてある、というか、そうした態度をカヴァフィスによって言語化されたわけだが、ともあれ、アレキサンドリア的なことに対する思いが、ようやくここにきて古典ギリシャ語にたどり着いた。長い時間がかかったものだ。
『英語のハノン フレーズ編』が刊行されていたのを知った。文法事項はあまり学習の必要もないようなことで、しかし使えるわけではないという感じだから、これもまた音声だけ繰り返し聞きながら、モゴモゴいうことになるだろう。それにしても、これのフランス語版が欲しいと、切に願う。
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今日のブックマーク
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エリザさんはTwitterを使っています: 「ロウサ・リントーン=オーマンは20世紀初頭のイギリスの女性政治活動家。 彼女は戦間期のイギリスで初となるファシズム組織、イギリスファシスト党(The British Fascists)のオーガナイザーであり、イギリスにおける最初のファシストの一人だった。 https://t.co/5RV7suincM」 / Twitter
Marko BilalさんはTwitterを使っています: 「You can start an AI business for free. - @vercel front-end - https://t.co/sPz0admsrw component library - @midjourney art & graphics - @LangChainAI and @OpenAI core logic in a docker container - @digitalocean server hosting - @stripe for payments Launch. Learn. Have fun.」 / Twitter
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